無題 陶器(手びねり) 海に戻りたい、と常々思う。側にいたい、 とも。 私の代わりにコイツを海に置こう。生き物のようなナニカが・・・「在る」あるいは「居る」ように。 風化はすでに始まっている。海で。 潮と砂と風。 そこに住む生物。それらのハタケとなるか スミカとなるか――果ては砂と化すのだろうか――私が?